リマスターで発売決定の『零 ～濡鴉ノ巫女～』紹介！【和風ホラーの金字塔】

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今回は、そんなふうに思ったあなたに向けた記事。

『零 ～濡鴉ノ巫女～』は、2014年にWiiUで発売された零シリーズの最新作。

純和ホラーとして不動の地位を築き上げた、ジャパニーズホラーの金字塔です。

今更WiiUのゲームかよ、と思うかもしれませんが、実はこの『零 ～濡鴉ノ巫女～』がリマスター版になり、2021年にマルチプラットフォームで発売することが決定しました！！

個人的にめちゃくちゃ思い入れがあって大好きだったゲーム。

なので、リマスター版発売のお知らせとともに、感想や評価レビューを書いていこうと思います。

はじめに、『零 ～濡鴉ノ巫女～』の概要

「零」シリーズは、「射影機（しゃえいき）」と呼ばれるカメラを使い、実体のない幽霊たちと戦う和風ホラーアドベンチャーです。

2014年にWii U用ソフトとして発売されたシリーズ第6作『濡鴉ノ巫女（ぬれがらすのみこ）』が、シリーズ20周年を記念してマルチプラットフォームで蘇ります。

特徴をまとめるとこんな感じ！

ストーリー

『零 ～濡鴉ノ巫女～』は、ある山と水を題材にしたジャパニーズホラー。

本作では、3人の主人公が、死の山として畏れられている｢日上山(ひかみやま)｣にとらわれ消えてしまった人々や物を探し出すため、さまざまな場所を探索することになります。

とはいえ、オープンワールドでは無いのでルートは大方決まっており、迷うことは無いはず。

さらに、それぞれのシナリオは章で分割されているので、忙しい方でも少しずつ攻略していくことが出来ます。

主人公たちはそれぞれの物語と思いを抱えて日上山に赴き、取った行動が最終的なエンディングの変化に繋がります。

懐中電灯の僅かな光と、ありえないものを写すカメラ『射影機(しゃえいき)』を頼りに、次々と襲い掛かってくる幽霊たちを撃退した先に待っている結末とは…？

「日上山（ひかみやま）」は、かつて霊場として崇められ、
その周辺には特殊な信仰が伝えられていた。
「水」を御神体とし、「人は水から生まれ、水へ還る」という、
輪廻（りんね）の教えである。

そのため、この山には「死を迎える者」が訪れ、
この山の水に触れて最期を迎えることで、
正しく命を終えることができると信じられていた。

また、特異な儀式や風習も残っているとされ、
陰惨な事件や不思議な出来事が多数報告されている。

この物語は、霊山と呼ばれる「日上山」を舞台に

不来方 夕莉（こずかた　ゆうり）、

放生 蓮（ほうじょう　れん）、

雛咲 深羽（ひなさき　みう）

の３人によって織り成される怪異幻想譚である。

WiiU版『零 ～濡鴉ノ巫女～』公式サイト

キャラクターはそれぞれが深い事情を抱えており、プレイしていく中でだんだんと後味の悪い気持ちになってくるのはまさに和ホラー。

山と水という舞台も相まって、なんだか陰気でいや～な雰囲気がテレビの外にまで出てくるかのようです。

独特なゲームシステム

『零 ～濡鴉ノ巫女～』のゲームシステムは結構独特で、特に『射影機』と呼ばれるカメラの扱いは零シリーズ独自のものです。

その他、女の子が可愛いかったり、やりこみ要素が充実していたりと、ジメジメしたゲームの空気に飽きない工夫が各所に見られるのがうれしい。

射影機

撮影することで怨霊を撃退し、封じ込める力を持つという古いカメラ『射影機』は、本作に欠かすことのできない重要なアイテムです。

「目に見えないもの」を写し出し、失くしたものを探す手がかりを得られることも。

道中では、バリエーション豊かな怨霊が主人公を襲ってきます。『射影機』を使って怨霊を倒し、謎を解いていきましょう。

『射影機』のカスタマイズ要素

この『射影機』システム、結構色々なカスタマイズが出来ます。

具体的には、使用するフィルム(＝弾薬)を変更したり、レンズを交換して敵に状態異常を与えたり。

『射影機』自体の攻撃力や連射速度も、怨霊を倒して得られるポイントを使えば強化できます。

ストーリーを周回プレイする時もアイテムや『射影機』の状態は引き継がれます。

なので、バイオハザードの武器強化みたいな楽しみ方が出来ますよ。

影見

「影見」とは、消えた人や物が遺した「寄香（よすが）」と呼ばれる手がかりに触れることで、過去の影「残影」を感じることができる特殊な力。

白く浮かび上がる「残影」を辿りながら、消えてしまった人を追うことになります。

これ、味気の無い言い方をしてしまうと「ルートナビ」。

方向音痴の人でも、迷うことなくステージを進めていけます。

美しき恐怖

本作の大きな魅力は、キャラが可愛いこと。

かっこいい、可愛いキャラはそれだけで好きになれちゃうので高評価。

ちなみに、今作は『濡れ状態』という状態異常が存在し、キャラの服も濡れた状態になります。

あとは言わなくても分かりますね…？

人間に限らず、幽霊まで可愛いのもポイントです。

↓こんな幽霊なら、殺されてもいいかもって思っちゃいますよね～

やりこみ要素も満載

『零 ～濡鴉ノ巫女～』はマルチエンディングなので、1周目をクリアした後も沢山遊べます。

そして、そんな周回プレイを退屈にしない工夫も、沢山あります。

射影機の強化が可能

既に述べましたが、射影機の強化内容を引き継いで2周目以降をプレイできます。

全強化するには、結構なポイントが必要なので、育成ゲームみたいで楽しい。

キャラの着せ替えが可能

登場する女の子が可愛いと言いましたが、制作会社のコーエーテクモもそれを狙っているみたいで、2周目以降のやりこみ要素として「着せ替え」が出来るようになります。

結構際どい水着を着てもらうことも出来たり…。雰囲気は崩れますが、うれしい機能です。

リマスター版では新規コスチュームが追加されるということなので、私はめちゃくちゃ楽しみにしています。

際どい水着の修正…とかは無いよね？(不安)

ストーリーは間違いなく一級品

何だかここまでの説明を聞いて、「アクションゲー？」とか「ギャルゲー？」とか思ったかもしれません。

しかし、上記は全て、ゲームを退屈にしないための要素に過ぎません。

ストーリーは、間違いなく一級品です。

数あるエンディングの中でも、真エンドに辿りついたときには主題歌と共に流れる映像で涙が止まりませんでした。

あんなにも悲しく、それでいて人を想う気持ちに溢れたエンディングは中々無いと思います。

ストーリーは本当に神。これは確かです。

リマスター版の追加要素

『零 ～濡鴉ノ巫女～』リマスター版では、オリジナル版に対していくつかの要素の追加やアップグレードが行われるそうです。

フォトモードの追加

キャラクターや霊にポーズをつけて配置し、画面写真を撮影できる「フォトモード」が追加されるそうです。

ゲーム内の怖かった場所で、思い思いのシチュエーションを作り上げることができます。

職人技も映えそうですね！！

キャラクターコスチュームの追加

オリジナル版から一部のコスチュームのラインナップを変更し、新たに夕莉や深羽、蓮の衣装が用意されるとのこと。

また、グラフィックスも高解像度化され、懐中電灯や本作の重要な要素である水の表現が向上し、迫りくる恐怖をより身近に体験することができるようになっているそうです。

難易度はそこまで高くない

本作の難易度はそこまで高くないと思います。

なぜなら、本作は章ごとに区切られており、各章の初めにフィルムや回復アイテムなどを補充してプレイ出来るから。

明らかにそんな使わないだろ！というくらい沢山補充することも出来るので、

回復しつつ戦えば十分クリアできる難易度だと思います。

補充には幽霊を倒して得られるポイントが必要ですが、それは簡単な章を何回もクリアして稼げばいいので気にしなくて大丈夫です。

総評

『零 ～濡鴉ノ巫女～』は、数少ないジャパニーズホラーというジャンルの中で、間違いなく傑作といえる作品です。

ストーリー、難易度、やりこみ要素、キャラ。

全てにおいて満足のいく出来栄えだと思います。

この作品がマルチプラットフォームで帰ってくるというのは本当にうれしくて、発売日が待ち遠しくてたまりません。

リマスター版で更にきれいに、そして豪華になる『零 ～濡鴉ノ巫女～』を、是非遊んでみて下さい。

追加情報が出たら、当ブログでもお知らせします。

2021年8月追記！予約が開始！限定特典を逃すな！

『零 ～濡鴉ノ巫女～』の発売日が決定、予約も開始しました。

店舗別特典があるそうで、以下のリンクから購入できます。

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