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小説や映画を読んで、緻密に練られたストーリーに感動したことはありますか?
こんにちは、おもデジ!ホラーナイトのたこなまです。
今回の記事は「ミステリ小説に興味があるんだけど、あまり見たことは無い」という方向けの記事。
本格ミステリーの大作家が認めた、衝撃のデビュー作。
『屍人荘の殺人』のあらすじや、おすすめ度をネタバレ無しで紹介していこうと思います。
デビュー作にも関わらず、国内ミステリ大賞4冠を受賞したすごい小説ですね。
ストーリーがすごい小説、と聞くと何を思い浮かべるでしょう。
本作は、まさに想像通り。「ストーリーがすごい小説」そのままの傑作です。
ミステリ小説と聞くと、なんだか敷居が高い感じがするかもしれません。
確かに、『緋色の殺人』とかの本格ミステリなんて、そうそう読むことはありませんよね。
だから、「ミステリ小説はなんだかお堅いもの」みたいに感じてしまうことも多いはず。
でも、ミステリ小説に興味があるなら…
読みやすい文体で、普通の物語みたいに読める本格ミステリがあれば、読んでみたいと思いませんか?
総合評価:
かなり良い[90/100点]
実は、今回紹介する『屍人荘の殺人』は、普通に読める本格ミステリ小説の代表格。
難しい言い回しも少なく、本に慣れない人でも読みやすい上、登場人物も若い人たちなので、とても親近感を持って読み進めることが出来ます。
個人的には、「魅力的なキャラ、予期せぬ場所に隠されたトリック、なんとも言えない余韻」と、楽しめたポイントが沢山ある作品でした。
ストーリーは、陸の孤島と化したペンションを舞台に事件の謎を解いていく、「本格ミステリ小説」です。
ザックリと事件発生までの流れを説明するとこんな感じ。
物語のカギを握る主人公は、神紅大学ミステリ愛好会会長「明智恭介」とその助手の「葉村譲」。そして謎の美少女「剣崎比留子」。
彼らは大学生で物語の季節は夏。そして舞台はペンション「紫湛荘」。
映像研の夏合宿に偶然参加することになった3人ですが、初日の夜、彼らは想像だになかった事態に見舞われ荘内に籠城を余儀なくされます。
しかし、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかったのである。
ミステリ小説にはありがちな、「クローズドサークル」という設定です。
クローズドサークルというのは、複数人が何らかの原因で決まった空間内に閉じ込められてしまい、その中で事件が起こるという設定。
殺人犯が登場人物の中におり、推理を駆使して身内にいる犯人を突き止める、そんな感じのジャンルです。
一言でいうと「読みやすくてミステリを感じないけど、しっかり本格ミステリ」という感じでした。
このように感じた理由はたぶん、難解な文章がほとんど無いから。
実際『シャーロック・ホームズ』や『ハリーポッターシリーズ』よりも読みやすく、むしろライトノベルに近い雰囲気でした。
主人公たちもあくまで今時の大学生なのでそんなに難しいセリフをしゃべらないのが良かったんだと思います。
なので、非常に楽しんで最後まで一気読みできました。
ちなみに、主人公でありヒロインの「比留子さん」ですが、かなりの美少女。
その上性格は純粋で時折無防備という最強っぷりなので、可愛い相棒がいる物語が好きな人はハマるはず(実体験)。
また「本格ミステリ」といわれるだけあってトリックは本当に細かく練られていました。
日常の何気ない描写の中にもトリックの仕掛けが隠れていて(例えば時計の見かたや、ペンションの構造などなど)、
単なる情景描写と思われる部分にまでトリックが隠されているのは驚きました。
2周、3周と読むたび、「これも仕掛けの1つだったのか!」ってなってましたからね。
ちなみに『屍人荘の殺人』は、映画化もされています。
ただ、基本的に小説と映画は別物で考えた方がいいと思います。
なぜなら、ストーリーが大幅に変わっているから。
具体的には、小説版だと死んでしまうキャラが映画版では大きな役割を持っているとか。
小説版と真逆の部分も多いので、やはり別作品として考えるのが良さげですね。
なお、映画の評価は5点中3点ほどです。
今回は、『屍人荘の殺人』というミステリ小説を紹介しました。
まとめると
誰でも楽しめる新世代のミステリ!
ですね。
トリックは緻密だし、慣れてない人でも読みやすいし、可愛い相棒が好きな人向けだし、個人的にはかなりおすすめのミステリ小説でした。
発売から時間が経っている本ですが、Amazonにはしっかり在庫がありますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
今ならお安く手に入れられる、文庫本が出ていますよ。
ちなみに、『屍人荘の殺人』はシリーズものとして執筆されており、続編である『魔眼の匣の殺人』も発売されています(第3作目はまだ未発売)。
2021年7月追記!!
第3作目『兇人邸の殺人』が、2021年7月29日に発売決定しました!!
こちらも、『屍人荘の殺人』の後に読んでみて下さい!
では今回はここまで。
今後も当ブログでは、ホラーを通じて皆がゾゾゾっと出来るコンテンツを発信していきます!
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ばいっ
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