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こんにちは、おもデジ!ホラーナイトのたこなまです。
これまで、2回にわたって『ひぐらしのなく頃に 命(ひぐらし命)』のストーリーをネタバレ解説してきましたが、今回はその続き。
ひぐらし命の8章から、エピローグまで一気にネタバレ解説します!
過去の解説を見てない方は、ぜひ見てみてね。
結論から言うと、ひぐらし命は8章で終わりではありませんでした。
「第1部」という扱いらしく、しっかりエピローグまで付いています。
今回のネタバレ解説のポイントはこちら。
「第1部」の最後の章ということで、この記事の文字数もとんでもないことになっちゃいました(笑)
ひぐらしシリーズの最新作である『ひぐらし命』ですが、そのストーリーは他のシリーズと大きく関連があります。
なので初めに、ひぐらし命をもっと深く知るための関連作品を紹介。
『ひぐらし命』は、ひぐらし原作者の「竜騎士07」さんがストーリーを書いているので、最終的に驚くような伏線が隠されていてもおかしくありません。
『ひぐらし命』の前に、是非知っておいてほしい関連作品たちです。
まず、ゲーム『ひぐらしのなく頃に奉』は一回は遊んでほしい作品。
ひぐらしは物語が複雑で、世界観やバックストーリーも豊富です。
原作をプレイしないと、伏線をスルーしてしまって、結局物語がよく分からなくなっちゃうわけです。
ゲーム版でしか扱っていないネタも沢山あります。
『ひぐらし命』を深く理解・考察したいなら、ゲーム版をぜひプレイしましょう。
そんな時にピッタリなのが『ひぐらしのなく頃に奉』。現在最も新しい『ひぐらし』シリーズのゲームです。
フルボイスで過去の全てのシナリオと新シナリオ4つが収録されている”決定版”なので、これ1本でひぐらしの物語は全てカバーできます。
(アニメ『ひぐらし業、卒』は完全新規ストーリーなので、アニメを見てね)
価格も下がった今こそ、プレイしてみて!と推せる作品ですね。
『ひぐらしのなく頃に奉』は、SwitchとPS4で販売されていて、価格は3,464円から。
『ひぐらし命』関係なく、普通にプレイしていても神ゲーと思えるくらいに奥深いゲームです。
以下のリンクで『ひぐらし奉』の魅力を紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さい。
アニメは『ひぐらしのなく頃に業』、『ひぐらしのなく頃に卒』が絶賛放送中です。
これらは『ひぐらし』原作のエンディング後の話を描いており、アニメでしか見ることのできない完全新作ストーリー。
『ひぐらし命』と同じく、原作者の「竜騎士07」さんがストーリーを書いています。
『ひぐらし』シリーズを生んだ人物が、同時期に2つのひぐらしを手掛ける…そこに何か繋がりが出ることは無いのでしょうか。
結局のところ、『ひぐらし命』と『ひぐらし業、卒』をどちらも観ないと、それは分かりません。
というワケで、『ひぐらし業、卒』も同時に見ておくのが良いのではないかな、と思います。
『ひぐらし業、卒』は普通のホラーミステリアニメとしても傑作の部類だと思うので、ぜひ視聴してね。
動画配信サービスのお試し期間を使って、高画質かつ無料で見ることも出来ます。
詳しいレビューや、視聴方法は以下の記事をチェックしてみて下さい。
物語の舞台は、平成5年。
雛見沢大災害によって住民約1200名が犠牲になった惨劇以後、雛見沢村は人の住まない無人の廃村となっていた。
そんな折、主人公達はそれぞれとある目的で雛見沢を訪れ、「ツクヤミ」と名付けられた怪物に襲われる。
命を助けてもらったお礼としてとある神様にツクヤミの調査を頼まれた彼女たちは、古手神社の祭具殿の中に入るよう指示される。
目が覚めるとそこは、なんと昭和58年、惨劇が起こる前の雛見沢であった。
果たしてここは本当に過去なのか?彼女たちがこの時代でなすべきこととは?
半年に及ぶ『新たなひぐらしシリーズ』の「第1部」が今、終わりを告げる。
ついに一穂達は、全てを打ち明けます。
自分たちが未来から来たこと、そして、雛見沢にはもうすぐ火山性ガスによる大災害が起こることを。
果たして大災害が火山性ガスによるものなのかは分かりませんが、村が滅亡するかもしれないという事実に一同は驚きます。
ですが、今起こっているツクヤミ騒動や惨劇を考えると受け入れざるを得ない様子。
一穂達が居た平成と「この雛見沢」が同じ世界線にあるのかはまだ分かりませんが、この世界でもやはり雛見沢大災害の実態は雛見沢症候群による殺し合いっぽいですね。
とはいえ、本当に世界線はどこなのでしょう。
一穂が生まれていないという事実は異なる世界線を示すものだし、黒いロールカードが美雪の実家の衛の部屋にあるというのは同じ世界線を示すものです。
これまでのひぐらしのなく頃にシリーズでは、世界線同士の干渉はありませんでしたが、今作は世界線の混ざり合いこそが1つのテーマです。
昭和と平成、2つの時代が混ざりあっている今作では、世界線が違うかどうかは結構大切なような気がします。
もう少しヒントがあればいいですねぇ…
さて、話は変わって魅音が操られていた時のことへ。
魅音はなにかの心の声に指示されて皆を襲っていたようです。
ただ、一穂に対する反応だけがコロコロ変わることに皆は疑問を抱きます。
5章のあたりで、一穂は魅音に対する質問で「一穂は村から追い出せない、何をしても許される力が働いている」ことを突き止めました。
私たち読者も不思議に思っていた点ですが、今回物語で直接触れられることで、一気に偶然やご都合主義以外の理由がありそうな気がしてきました。
ひぐらし命にはこういった「読者がなんだそれ?と思うことに物語でも突っ込む」場面が割とあります。
全部しっかり回収するのだとすれば、やっぱりさすがひぐらし!って感じですね。楽しみ。
というわけで、一同は村からの脱出を目指しますが、村を失えば一穂達が平成に戻る道が閉ざされる上、そもそも村から離れるにもツクヤミに乗っ取られた村人を掻い潜って脱出するのは難しい。
惨劇の未来を教えた以上、皆を救う必要もあることから、議論は前に進みません。
ですがそこで、7章で一穂が田村姫命から言われた「ゴミ山の強大なツクヤミを倒し、平成に帰還せよ」という指示を活用します。
その中で、奈央は圭一や詩音含む雛見沢の面々を連れて一緒に平成に帰還すれば良いと提案。
父親である赤坂衛を助けられる案に、美雪も賛同します。
奈央も姉であるレナを助けることがこの世界に来た目的なので、敢えてこの提案をしたのでしょう。
驚く圭一達。
一穂達は例外として、本当に圭一達にも世界線を超えることが出来るんでしょうか?
とはいえ、操られていた魅音の記憶からゴミ山には人を配置していないということで、厳重な村人の包囲をかいくぐる必要も無くなり一同はゴミ山を目指すことに。
ゴミ山に向かって敵を倒し、平成に帰還することになった一同ですが、戦力として期待出来ない魅音やその他の人は一旦園崎本家で待機することになりました。
また、魅音は園崎に伝わる秘宝を一穂達に託そうとします。
そのため、一穂達はいったん園崎本家を経由してゴミ山に向かうことになります。
なんでも、この状況にピッタリの秘宝なのだとか。物騒なんですけど笑
ということで、ゴミ山でツクヤミを倒した後に園崎本家で合流、平成に脱出というのが当面の目的になりました。
ここで、8章1話は終了。
夜が明け、一穂達は昨夜決めたようにゴミ山グミと待機組の二手に別れて行動を開始します。
道中には昨夜の惨劇の結果が生々しく残っていました。
画像などの描写はありませんが、結構エグい内容です。
もしアニメみたいに視覚的な描写があればこのゲーム、もっと名作になれそうですよね。
また、あれだけいたツクヤミも全く姿を表しません。
警戒を強めてゴミ山に向かった一行ですが、ゴミ山に出現する敵と言えば何となく分かりますよね。
ゴミ山に着いた一行に、彼女が話しかけます。
ヒェッ…
ひぐらしを知って初めて見た恐怖が、レナでした。やっぱり怖い…
そのまま戦闘になりますが、奈央はたまらず叫びます。
レナも動きが止まり、ここで8章2話は終了。
※わかりやすさの都合上、奈央の過去編である8章3話と8章5話前半をまとめて解説します。
8章3話と、8章5話前半では、奈央が姉のことを知り雛見沢を訪れるきっかけとなる物語が描かれます。
ひぐらしのなく頃にシリーズを知っている方なら分かるレナの過去。
母親の不倫による離婚で崩壊したレナの生活と、それらを全て捨てて得た今の幸せ。
同じように奈央もまた、家族というものに憧れていました。
両親は離婚し、仕事で忙しい母親と過ごす時間は少ない。
レナと奈央は、互いを全く知らなくても、似たもの同士でした。
そんな寂しさを紛らわすために認知症の祖母の元に通う奈央ですが、祖母がたまに奈央のことを「れいな」と呼ぶのが気になっていました。
初めは気にしなかった奈央も、親戚がなぜかその名前を避けていることに違和感を覚えます。
そしてある日、奈央はついに母親の書斎で「雛見沢大災害」の文字と竜宮礼奈の名前を知るのでした。
それ以降、奈央は会ったことの無い姉を心の拠り所にするようになります。
それから数ヶ月後。奈央の日常は終わろうとしていました。
当時の日本ではバブルが弾け、奈央の身の回りにも自殺者や経済的に困窮する家族が次々に現れていました。
奈央の家も例に漏れず、父親と離婚した母親の事業が上手くいかず、学費すら払えない状態にまで追い詰められていました。
そんな中、月に1度父親と会うことの出来る奈央は、父親に学費の工面を相談します。
しかし帰ってきたのは衝撃的な言葉。
父親の会社は特に先行きが難しい訳でもないのに、「死んだ竜宮礼奈の弔金を使え」というのです。
また、奈央の父親は女癖が悪く、父親の服装の趣味が変わったことから離婚の原因が不倫にあることを悟った奈央は、その場を飛び出します。
月に1度の面会を条件に離婚した奈央の両親。
それゆえ父親には最低限の思いやりがあると思っていた奈央ですが、この一件で完全に父親に失望します。
また、家に帰ると母親から更なるひと言。
どうにもならない状況まで追い込まれたため、学校も名前も変えて引越しをする、と伝えられます。
一瞬にして全てを失った奈央は死ぬことを選びます。
そして、死に場所に選んだのが雛見沢。
会いたかった姉の死に場所で死ねば姉に会えるのではないか。そんなことを思いながら、奈央は雛見沢を訪れたのでした。
奈央は小学生です。唐突に話が重すぎませんかね…
全て失い、死ぬつもりで雛見沢に来た奈央がレナに会った時の嬉しさと言ったらどれだけのものだったでしょう。
姉と共に生きられる可能性が示されたんですから。
私自身、奈央とレナが姉妹だと知ったあとも「奈央はレナの手がかりを知るために雛見沢に来た」と思っていました。
つまり、美雪と同じで大切な誰かを救うのが目的だと思っていたんですが…
まさか全てを失って死ぬためだったとは思いませんでした。
想像以上に重い展開に加えて、個人的に奈緒が新キャラの中で一番好きなので辛いです…( ̄^ ̄゜)
ネタバレ解説なのでストーリーは結構まとめているんですが、8章3話と8章5話前半はストーリーを実際に読むのと、私のネタバレを読むのとでは全然ちがいます。
奈央の感じた日常の楽しさ、親はいないけれど希望に満ちた毎日、気になる姉の存在。これが8章3話で語られる内容です。
8章5話前半になると、それが一転。全てが打ち砕かれます。
信じていた人達も全て偽り。奈央の受けたショックの大きさが心にのしかかるような内容でした。
これは本物を読まないと分かりません。ぜひ読んでみてください。
さて、そんな奈央の過去がようやく明らかになったところで、場面は現在に戻ります。
場面は、8章2話で奈央がレナにもうやめて欲しいと叫んだところから始まります。
レナを「お姉ちゃん」と呼び、レナの動きも止まったかに見えました。
しかし突如レナは激昴。
忘れようとしていた暗い過去を引きずり出されたことに怒り、奈央に襲いかかって首を絞めて殺そうとします。
こういう所もイラストが出るようになれば普通にノベルゲームとして成立するのになあ…
奈央が殺される。その瞬間でした。
奈央は姉を救うために武器を取りだし、レナに向き合います。
一瞬のスキをついて一穂も、魂の穢れを振り払う園崎の秘宝「タマハジキのカタナ」でレナの正気を取り戻すために戦います。
全てを失った奈央が、最後に選んだ死に場所が雛見沢でした。
元々は姉が死んだ土地で最後を迎えるために雛見沢にやってきた奈央。
ですがそこには、もう決して会えないと思っていた姉がいた。
そして今、その姉を死の運命から救える可能性が目前に示されている。
その可能性を前にして奈央は、自分が死ぬよりもレナと一緒に平成に帰ることを選んだのです。
8章前半を使って行われたレナと奈央の物語は、結構心に来ましたね。
8章6話では、奈央がレナを救った後、姉を不幸にしたという後悔から自殺しようとします。
が、レナは自らの思いを語ってその自殺を止めます。
原作のひぐらしのなく頃にシリーズとの違いが多かった本作「ひぐらし命」ですが、レナの語る思いは紛れもなく、ひぐらし原作のレナが抱える心の傷を克服した瞬間でした。
原作を知っているファンだからこそ感じ取れる、ストーリーの機微を、ぜひ実際に遊んで感じてもらえればと思いました。
ここで8章4話と8章5話後半、8章6話は終了。
無事レナを取り戻した一行は予定通り園崎本家で落ち合い、早速レナからツクヤミに乗っ取られた時のことを聞きます。
ある程度のことを覚えている魅音と違って、乗っ取られている時や前後のことをあまり覚えていないみたい。
ちなみに、、落ちているはずの黒いロールカードもレナの周りにはありませんでした。
黒いロールカードの有無と記憶の違い、敢えて言及するということはここにもしっかり理由がありそうですね。
また、園崎本家の人々も消えてしまったようです。
とはいえ、今のところ無事に仲間と合流できた安心感からか、レナと奈央の関係をネタに久しぶりのほのぼのパート。
ほんのりしますが、圭一含め雛見沢の皆は沙都子の兄、悟史の存在を忘れているという新事実が発覚しました。
詩音だけが悟史を覚えているのは、恐らく「あの子」に思い出させてもらったからでしょう。
では他の皆は?そもそも、当の沙都子本人はどうなのか?
と、そんなことを言っているとついに沙都子が目を覚まします。
みんなの中で唯一惨劇の時に意識を失っていたり、兄の悟史について本人の感覚がどうなのかが全く触れられていなかったり…
ひぐらし業の沙都子に引っ張られて、なんだか沙都子が怪しく見えてきます…
沙都子を入れてこれからの方針を考えるところで、8章7話は終わり。
現状の確認から、場面は始まります。
まず、レナを倒すことで得られるはずだった「平成に帰還するほどの力を持ったカケラ」は手に入りませんでした。
また、これまで人に取り憑いたツクヤミを倒すと近くに落ちていた黒いロールカードが無かったことも、ここで再確認されました。
誰かが持ち去ったのか、それとも初めからそんなものは無かったのか、皆が途方に暮れる中、レナはじっと何かを考えています。
昔からひぐらしのなく頃にシリーズで1番頭がいいのはレナですから、何か重要なことを考えているはず。
と、そんなレナの口から出てきたのは「最後に会った人物を思い出した」というひと言。
魅音とレナの最後に会った人物が一致したことで、疑念は確信に変わりました。
古手神社へ走る一同。
そこで待っていたのは、彼女でした。
惨劇を回避しようとするはずの梨花がなぜ…
ここで8章8話は終了。
ひぐらしのなく頃にシリーズ本編では100年のループを繰り返しても惨劇を回避しようとしていた梨花。
しかし今回のひぐらし命では、ツクヤミに取り憑かれた人々は全員梨花と接触しているなど、疑う根拠は十分でした。
一穂達が問いつめると…
冷たい笑いと共に、梨花は今回の事件の真相を話し始めます。
まず、レナを正気に戻した時に手に入れるはずだった、平成に戻れる量のカケラは梨花が回収していました。
黒いロールカードについては言及されませんでしたが、「強制的に発症させた人間よりも、1度発症した人間を再発症させる方が、より大きなカケラが回収できる」という梨花の言葉から少しわかる事があります。
恐らく、
ツクヤミに乗っ取られる=この世界での雛見沢症候群
ということで、これまでは入江診療所での投薬て症状を抑えるのが主な手段でした。
ただ、本作ひぐらし命ではロールカードによる打倒によっても治療が出来、カケラが回収できるという設定が追加されているようです。
そしてその上で、魅音のような雛見沢症候群が進んでいない人間よりも、レナを初めとする1度雛見沢症候群のL3に進行した人間に発症させた方が、より大きなカケラが入手できる、ということらしい。
ツクヤミが鬼ヶ淵沼から出現してくる鬼であることは6章2話で分かっていましたが、やはり雛見沢症候群と同じものと見てよかったみたいです。
また、本作の梨花は自分の意思で特定の相手に雛見沢症候群を発症させることが出来るみたいです(発症は既にしてるはずだから進行させる、かな?)。
梨花は、祭囃し編の後の世界にツクヤミが現れ、皆が殺されてリセットされてしまったのが今回事件を起こした理由だと語ります。
せっかく掴んだ未来を壊されてしまう悲しみから自暴自棄になったらしい梨花ですが、赤坂はそれを否定します。
どうやら、様々な世界線で自分が梨花を助けられなかったことを悔やみつつも、決して諦めない梨花の姿勢を信じているようです。
しかし赤坂の言葉は届かず、意識を失った羽生と合体して一穂達に遅いかかる梨花。
ここで、8章最終話は終了。
何とかして羽生と合体した梨花を倒した一同。
しかし、ツクヤミを打ち消した後も梨花の姿は現れません。
梨花を完全に殺してしまったのかと狼狽える一穂達の前に、「本物の羽生」が姿を表します。
そして、「本物の羽生」からことの経緯を聞く一同。
羽生はわけあって力を行使できず、今になってようやく姿を表すことが出来たこと、そして今倒した梨花と羽生は偽物の器であり、梨花本来の魂は別の世界に連れ去られてしまったのだといいます。
梨花の魂は綿流しの前に連れ去られていたようで、一穂は詩音との初めての打ち合わせ後の電話は、梨花が連れ去られた時のものであったと気づきます。
梨花が連れ去られたことの余波が今回のツクヤミ騒動であり、梨花ほどの存在が連れ去られるだけの力を持った黒幕が存在することを告げられた一同。
そしてなんと、梨花の魂を取り戻さねば全ての世界が終焉を迎えるというのです。
しかし、梨花が語った、祭囃し編後に起こったツクヤミによる惨劇、100年かけて見つけた未来を奪われてしまった悲しみは本物だということ。
ひぐらし命でもひぐらし業と同じく、せっかく手に入れた未来を失ってしまった梨花が物語のキーを握っているみたいですね。
なんにせよ、これで目的はハッキリしました。
当面の目的は「梨花の魂を救い出し、世界を救うこと」です。
最後に羽生は「スクセノタマワリ」と呼ばれる古手家の秘宝を一穂に渡し、「スクセノタマワリと対になる別の宝珠がある場所に一穂の世界がある」と伝え、元の世界に戻るよう促します。
そして、一穂にだけ分かるような口元だけの動きで「ごめんなさい」と伝えて消えてしまいます。
これにて8章エピローグ前編は終わり。
場面は祭具殿の前から始まります。
ようやく平成に帰れるー。それも、大切な仲間達を連れて。
そんな期待を持ちながら、一穂は平成へのゲートを開きます。
ですが、ここで雛見沢の皆からは悲しい言葉が。
みんなで話し合い、この時代に残ることを決めたというのです。
せっかく出会った美雪と衛。死の運命すら乗越え、姉妹で共に過ごすことができた奈央とレナ。
良く面倒を見てくれた魅音や生命を助けてくれた詩音と圭一、そして沙都子。
彼、彼女らはここが自分の時代だから、と言って一穂達がゲートを通るための時間稼ぎとしてツクヤミに向かっていきます。
美雪は衛が雛見沢で見つけた白紙の謎の本、奈央はレナのベレー帽を受け取り、ゲートをくぐって元の世界へと帰還するのでした。
文書では伝わらないかもしれませんが、画像として載せていない台詞を含めたエピソード全体を読むと、自然と涙が…
やっぱり、1回はご自分でも読んで頂きたい、そんなふうに思いました。
メインストーリー1部のラストエピソードです。
青空の下で目を覚ました美雪。
隣には奈央がおり、しばらくして菜央も目を覚ましました。
境内の劣化具合からして、美雪と奈央が居るのは平成の雛見沢のようです。
ですが、目の前に飛び込んできたのは衝撃的な現実。
雛見沢村は、ダムに沈んでいました。
そして、もっと悪い知らせ。一穂が、いません。
美雪と奈央のエピローグはこれで終了。
そして、こちらは一穂の視点。
一穂もまた、境内で目を覚ましますが周りには誰もいません。また、境内も新しいまま。
わけもわからないまま境内を歩いていると、1枚の紙を見つけました。
「雛見沢村・最後の綿流し開催のお知らせ」
なんと、一穂たった1人で飛ばされたのは、ダム計画が実現した昭和58年の雛見沢村。
別の世界線に飛ばされた上たった1人という、最悪の形で第1部が終わります。
羽生が最後に言った「ごめんなさい」はこのことだったのかもしれません。
つまり、一穂がたった1人で、別世界線の昭和58年雛見沢村に放り出されること。
美雪と奈央は、一穂と世界線は同じかもしれませんが平成5年と思われる雛見沢に飛ばされています。
元の世界に帰るという点で言うと、美雪、奈央、一穂の誰一人として目的は達成出来ていないのが1部のラストとなりました。
雛見沢のダム計画が決まっているということは平成5年の雛見沢には人は居ない事になります。
また、一穂が出会うであろう魅音達は、ダム闘争に負けた世界線です。一体どのような人となりなのでしょう。
ということで、今回もひぐらし命のストーリーネタバレ解説をしてきました。
まさか2部に続くとは思ってもいませんでしたね。
私、正直初めの頃は、ひぐらし命のストーリーはやっつけだなぁー
とか思いながらプレイしていたんですが、間違いでした。
読者の疑問にあえて作中でも触れたり、謎がどんどん出題されていくこの感じ、いいですね!
唯一の不満点はストーリーに専用のイラストがほとんど無いことでしょうか。
雛見沢がダムに沈んでいる場面はしっかりと専用イラストが出てきているので、第2部はもう少しイラストが増えてくれるとありがたいかな~
今回、1部のラストではどこかの世界に連れ去られた梨花の魂を取り戻すため、一穂がループする、というような展開に突入しました。
また、謎の女性川田碧さんはなんにも触れずに1部が終了しちゃいましたが、今後どんな意味が出てくるんでしょうね。
最後まで明らかにならなかった「あの子」の存在も気になるところです。
ちなみに、本物の羽生は「わけあって力を行使できなかった」と言っているので、「あの子」ではなさそうです。
正直、今のひぐらし命はまだまだ出題編に該当するパートっぽいので、あまり多くの考察をしても意味が無いかも。
後々、色んな伏線が回収されていくのを楽しみにしておくのがいいかもですね。
という訳で、まだまだ捨てたもんじゃないひぐらし命のストーリーネタバレ解説でした。
ひぐらしシリーズの最新作である『ひぐらし命』ですが、そのストーリーは他のシリーズと大きく関連があります。
『ひぐらし命』は、ひぐらし原作者の「竜騎士07」さんがストーリーを書いているので、最終的に驚くような伏線が隠されていてもおかしくありません。
なので、『ひぐらし命』と合わせて知っておきたい関連作品たちを紹介して終わりにします。
まず、ゲーム『ひぐらしのなく頃に奉』は一回は遊んでほしい作品。
ひぐらしは物語が複雑で、世界観やバックストーリーも豊富です。
原作をプレイしないと、伏線をスルーしてしまって、結局物語がよく分からなくなっちゃうわけです。
ゲーム版でしか扱っていないネタも沢山あります。
『ひぐらし命』を深く理解・考察したいなら、ゲーム版をぜひプレイしましょう。
そんな時にピッタリなのが『ひぐらしのなく頃に奉』。現在最も新しい『ひぐらし』シリーズのゲームです。
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これらは『ひぐらし』原作のエンディング後の話を描いており、アニメでしか見ることのできない完全新作ストーリー。
『ひぐらし命』と同じく、原作者の「竜騎士07」さんがストーリーを書いています。
『ひぐらし』シリーズを生んだ人物が、同時期に2つのひぐらしを手掛ける…そこに何か繋がりが出ることは無いのでしょうか。
結局のところ、『ひぐらし命』と『ひぐらし業、卒』をどちらも観ないと、それは分かりません。
というワケで、『ひぐらし業、卒』も同時に見ておくのが良いのではないかな、と思います。
『ひぐらし業、卒』は普通のホラーミステリアニメとしても傑作の部類だと思うので、ぜひ視聴してね。
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では今回はここまで。
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