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こんにちは、おもデジ!ホラーナイトのたこなまです。
怖がらせたいのに、怖くない。
そんな幽霊もいるんでしょうか。
「幽霊にも誘い方が下手でこちらが反応に困ってしまうような人がいるんですよね。」
都内で公務員として働く杉田さん(仮名)は苦笑いしながらこう話す。
それは、いつも通り地下鉄で通勤電車を待っている最中に起こった。
列の先頭に並び、スマホ片手にあくびをしていた杉田さんは、視界の端に妙なものをみた。
気になってスマホから視線をはずしそちらを向くと、なんと駅のホーム下の暗闇から、男が手招きしていたのだ。
暗くて顔と手以外見えないが、周りは気づく様子もなく、ああ、これはこの世のもんじゃないな、と気付いた。
杉田さんは日頃怖い話が好きで興味は持っていたものの、所謂零感であり、そのような体験は初めてであった。
「しかし人間というものは、いざ見ちゃうとそれを受け入れるんですね。不思議とパニックにはなりませんでした。感覚は変質者に会った時に似てて、連れてかれないよう気を引き締めようって気になるんですよ。」
杉田さんはスマホをしまい、周囲に気を配って全身に踏ん張りを効かせて幽霊の動きを待った。
しかし数分の後に何事もなく電車は到着し、杉田さんは無事出勤することが出来た。
「少し拍子抜けでした。多分幽霊にも肉食系と草食系が居て、彼の場合は自分からアタックは出来ない超草食系だったんじゃないかなって思ってます。」
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